
降りてくる思考法 世界一クレイジーでクリエイティブな問題解決スキル
江上 隆夫
累計読者数8
平均ハイライト数 52.6件/人
star総合評価 76/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 47%
この本について
仕事で新しい案を求められても、手を動かしているうちに同じ発想に戻ってしまうことってありませんか。自分でも「考えてるつもりなのに、広がらないな…」と感じるあの停滞感。僕も何度もはまりますが、そんなときにこの本の抜粋を読むと、少し視界がひらける感覚があります。 たとえば「落ちないりんご」の話。あれは単なる奇抜な思いつきではなく、場所を変えたり、くっつくはずのないものをあえてくっつけたり、そんな地道な思考の積み重ねで生まれたアイデアなんですよね。発想って才能よりも、“見方をずらす”練習があるかどうかで変わるんだと思わされました。また、対象を細かく分解してみたり、逆にとことん要らないものを削って本質だけ残すと、意外なところに不満や余白が見つかって、そこが新しい発想の入口になる。やってみると、ほんの数分でも頭の使い方が変わります。 もう一つ刺さったのは、「なぜ自分が考えるのか」という問い。仕事で詰まっていると手法ばかり探しがちですが、著者はそこに自分のエネルギーが乗っていないと説得力まで失われると言います。結局、人を動かすのは論理より感情で、その感情は自分自身の“理由”からしか湧いてこない。これは地味に効きました。 奇抜さを狙う人よりも、「今ある材料の中で、視点だけ変えてみたい」と思っている人に向いている本です。読んでいて気負わないのに、気づいたら考え方がほんの少し軽くなる。そんな一冊でした。
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