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同志社大学神学部~私はいかに学び、考え、議論したか~ (光文社新書)

同志社大学神学部~私はいかに学び、考え、議論したか~ (光文社新書)

佐藤 優

光文社 / 201510

累計読者数13
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star総合評価 52/100
start序盤集中型
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この本について

最近、教育や学びについて「これでいいのか」と立ち止まる瞬間が増えている人、多いと思います。実用性ばかり求められたり、議論よりも正解探しが優先されたり。自分もそうで、仕事のなかで“すぐ役に立つ知識”の限界を感じるたびにモヤっとしていました。 佐藤優さんの『同志社大学神学部』は、そのモヤモヤを少し静かに整理してくれます。たとえば、国家や経済の論理に学問が絡め取られると何が起きるのか、あるいは「役に立たない」と切り捨てられがちな思索の場が実は社会の土台を支えているという視点。さらに、読んだことのない本を読んだと言わない、という素朴だけど本質的な学びの姿勢まで、具体的な経験を通して語られます。頭でわかっていたはずのことが、実際の生活にどう接続されるのかが見えてくる感覚がありました。 そして印象的なのは、信仰や思想の話であっても「簡単に言い切らない態度」が徹底しているところです。自分が何を信じ、どこで立ち止まり、どこから外に出ていくのか。その揺れも含めて学問だと示されるので、読んでいて肩の力が抜けます。 実用一辺倒の空気に違和感を持っている人、あるいは“考える時間”をもう一度取り戻したい人には静かに刺さる一冊です。

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