
考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門 (幻冬舎新書)
梶谷真司
幻冬舎 / 2018-09-26
累計読者数70
平均ハイライト数 9.8件/人
推定読了時間 約3時間5分
star総合評価 53/100
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この本について
仕事でも日常でも、分からないことが増えると「ちゃんと考えられていないのかな」と不安になりますよね。人に質問したいのに、角が立ちそうで黙ってしまう。頭の中ではモヤモヤが回っているのに、言葉にできずに終わる。僕自身もよくこの堂々巡りにはまります。 この本を読んで少し肩の力が抜けたのは、「分からなくなること自体が前に進むための入口なんだ」と示してくれたところです。問いをもつこと、そしてそれを人に向けて言葉にすること。その当たり前に見えるプロセスが、実は“自由に考える”ために決定的なんだと腑に落ちます。また、対話の場で自分の疑問が否定されずに受け止められる経験が、思考そのものを育てていくという話は、自分の会議や雑談の風景にもそのまま重なりました。 さらに、本書が繰り返し語る「自分で考え、自分で決めることしか自分のものにならない」という視点は、責任を押し付けられている感覚とは少し違います。むしろ、自分の人生を自分で扱えるようになるための小さな訓練に近い。問い、考え、語り、聞くという循環を続けていくと、思考が勝手に深まっていく感じがあります。 自分の考えがまとまらないまま場に出せずにいる人や、「質問するのが苦手だ」と感じている人には特に刺さると思います。僕にとっては、思考の入り口をもう一度つくり直してくれた一冊でした。
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出版社による紹介
「考えることは大事」と言われるが、「考える方法」は誰も教えてくれない。ひとり頭の中だけでモヤモヤしていてもダメ。人と自由に問い、語り合うことで、考えは広く深くなる。その積み重ねが、息苦しい世間の常識、思い込みや不安・恐怖から、あなたを解放する――対話を通して哲学的思考を体験する試みとしていま注目の「哲学対話」。その実践から分かった、難しい知識の羅列ではない、考えることそのものとしての哲学とは?生きているかぎり、いつでも誰にでも必要な、まったく新しい哲学の誕生。
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