
マンガでやさしくわかる業務マニュアル
日本能率協会コンサルティング, たみ, and 浜田正則
日本能率協会マネジメントセンター / 2015-03-05
この本について
業務マニュアルを作るたびに、「これ、本当に誰のために書いてるんだっけ…?」と手が止まる瞬間ってありませんか。全員にわかりやすくしようとして結局ぼんやりした内容になったり、前任者のやり方がそのまま放置されていて、いまの業務とズレていたり。私も何度も同じ沼にハマってきました。 この本が助けになるのは、「正しい手順を書けばいい」ではなく、「現時点で会社が最もよいと判断したバランスのいい手順」をどう作るかを、具体的に示してくれるところです。インプットとアウトプットを整理する流れや、実務担当者の“コツ”をどう拾うか、誰が使うのかを想定して構成を絞るなど、抽象ではなく実際に手を動かすときの視点がそろっています。特に、複数の担当者のやり方の違いを観察して理由を深掘りするプロセスは、現場のリアリティそのままで、私も実務にすぐ持ち帰れました。 さらに、作って終わりではなく、探しやすさを高めたり、露出を増やしたり、更新のタイミングを決めたりと「廃れさせない工夫」が丁寧に書かれているのも大きいです。結局、マニュアルが使われない理由の半分はここなので、読んでいて思い当たる人は多いはず。 「マニュアルが形骸化していて、本当に役に立つものにしたい」と感じている人には特に刺さると思います。業務を改善したいけどどこから手をつければいいかわからない、そんなときに手元にあると心強い一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
読書の順序
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