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なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?

なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?

齊藤 勇

President Inc / 2015-04-16

累計読者数6
平均ハイライト数 10.8件/人
推定読了時間 約3時間59分
star総合評価 40/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事をしていると、「なんであの人だけ評価されるんだろう」「頑張っているつもりなのに、見てもらえてない気がする」みたいな小さな苛立ちがたまる瞬間ってありますよね。上司の好みや曖昧な空気で物事が動く場面に出会うたび、正面から努力することの意味が揺らいでしまうというか。僕自身も、その違和感をごまかしきれずに、この本を手に取りました。 読んでみて意外だったのは、「評価される側の正しさ」よりも、「評価する側の心理」を理解したほうが、自分のストレスが減るという現実でした。上司は部下全員を公平に見ているわけでもなく、むしろ時間や状況で判断がブレる。だからこそ、適切に距離を取りつつ自分の立場を示すことが必要になる。また、一人で正論を言っても届かないのは当たり前で、組織では“みんな”という力が何より強い。じゃあどうやって“最初のみんな”になるかという視点が、妙に腹に落ちました。さらに、不安定な状況ほど、一貫した主張を持つ人が信頼されるという話は、会議での立ち位置を考えるヒントになりました。 この本は、組織の理不尽さに疲れているけれど、したたかさだけで生きるのも違うよな…と思っている人に刺さると思います。人間関係を操作しようとするための本ではなく、「自分がどう動けば無駄に消耗しないか」を静かに教えてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

手柄の奪い合い、理不尽な人事、嫉妬とプライド…。人間は、必ず人の足を引っ張る。 対人・社会心理学を専門とする著者が、社会で起こる「人間の足の引っ張り合い」や「いじめ」にユニークでわかりやすい視点で切り込む。 巻頭には、ベストセラー『社内政治の教科書』著者の高城幸司氏との特別対談を収録!! 【目次より】 ◆人はなぜ、足を引っ張り合うのか? 高城幸司VS.齊藤勇 ◆第一部 人間関係学 理論編 1 あなた一人だけ、みんなと違った意見を言えますか? 2 「みんなが君を批判しているよ」の「みんな」って何人のこと? 3 「出る杭は打たれる」というが、「出る杭」の影響力を検証する 4 会議はすればするほど、人の意見を偏らせる 5 「組織のため」という大義名分は人間を残酷にさせる 6 地位は人をつくり、人をワンマンにもさせる 7 「出世しやすい」ポジションは本当に存在するのか 8 「いじめ」はどんなリーダーシップのときに起きるのか 9 人はなぜ、他人を信用できずに足を引っ張るのか 10 ライバルが「同じ権限」を持つとき、最悪の悲劇は起きる 11 関係者が増えると、人はなぜ、火中の栗を拾わなくなるのか 12 人はどのようなときに手を握り、どのようなときに争うのか 13 出世すると、友人が減るタイプの人間がいる ◆第二部 人間関係学 応用編 1 人事考課はなぜ、「先入観」に左右されるのか 2 「理不尽な人事」を人はどう受け入れるのか 3 人間は自分の都合のいいように他人を解釈する 4 執着心の炎はどのようなときに燃え上がるのか 5 協調的と個性的……日本社会ではどちらが有利か 6 業績評価にはなぜ、上司のバイアスがかかるのか 7 「御中元・御歳暮」の心理的コストと心理的利益を分析する 8 権力という魔性にとりつかれると、人は「乱用の罠」にはまる 9 自分が嫌うと相手も嫌う……人間関係の悪循環は断ち切れるか 10 年俸制時代の「手柄の奪い合い」は防げるか 11 「日本型」業績給与社会は茶坊主を増やすだけである 12 「自尊心」の刃はなぜ、同僚や友人に向くのか ※本書は、1998年小社刊『人はなぜ、足を引っ張り合うのか』を大幅に改訂、再編したものです。
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