
「認められたい」の正体 承認不安の時代 (講談社現代新書)
山竹伸二
講談社 / 2011-03-20
累計読者数10
平均ハイライト数 19.2件/人
推定読了時間 約2時間25分
star総合評価 58/100
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この本について
最近、誰に頼まれたわけでもないのに「ちゃんとしなきゃ」と力が入りすぎていたり、何か決断するたびに他人の顔色を想像してしまうことが増えていないでしょうか。僕自身も、自由に振る舞っているつもりが、実は“認められたい不安”の上に立っていたと気づく瞬間があります。 この本は、そのモヤモヤを「承認不安」という軸で静かにほどいてくれます。たとえば、なぜ自分の感情を押し殺してまで周囲に合わせようとするのか。その背景にどんな“自己ルール”が入り込んでいるのか。さらに、他者への同調を手放す前に「そもそも自分は何を望んでいるのか」を丁寧に見つめる必要があることも、無理なく理解できます。読んでいて派手なカタルシスがあるわけではないのですが、行動の小さな軌道修正が自然に起きるタイプの本です。 自分の欲望と不安を言語化できれば、従うにせよ距離を置くにせよ「自分の意志で決めた」と感じられる。そんな現実的な自由の手触りをくれる一冊でした。 他人の承認が気になりすぎて、いつの間にか自分が空っぽに感じるタイプの人に刺さると思います。
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出版社による紹介
「『空虚な承認ゲーム』をどう抜け出すか。その『答え』ならぬ『考え方』を教える本書は、規範喪失の時代における希望の書である」(斎藤環氏)。現代社会に蔓延する承認の問題を真正面から捉えた注目書! 私たちを覆う「生きにくさ」の本質に迫る。
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