
日向清人の英語雑記帳(2):文法こぼれ話を中心に
日向清人、晴山陽一
この本について
英語を読んでいて「この the は何?」とか、「なぜここは to で、あっちは ing なんだろう」といった小さなつまずきが地味に積み重なっていく感覚、けっこうありますよね。文法書を開いてもスッキリしないまま、なんとなく雰囲気で流してしまうことも多いと思います。僕自身、仕事で英文を書くたびに同じところで立ち止まっては、解決しきれないまま棚上げすることが続いていました。 『日向清人の英語雑記帳(2)』は、その「棚上げフォルダ」に刺さるような話ばかりが並んでいて、読んでいて思わず姿勢が変わります。例えば、冠詞の話を「個性が見えているかどうか」という軸で説明されたとき、空港での the flight が急に腑に落ちるあの感じ。時制も、単なるルールではなく、描写なのか報告なのかという“視点”の違いで整理されると、これまでごちゃっとしていた判断が少し軽くなるんですよね。to 不定詞と ing の使い分けも、未来か現在の実感かという切り口で説明されると、頭の中で「そうか、そういうことか」とようやく結びつきました。 細かな疑問に答えてくれるというより、英語の仕組みをどう捉えれば迷いが減るのかを教えてくれる本です。文法用語に苦手意識があっても読みやすく、例を通して「こういう場面なら自分はどう判断するか」を考えられるつくりになっています。 細かいところで手が止まりがちな人、英文を書くたびに小さいストレスが積み重なるタイプの人には、特に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
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