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緋色の研究 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫)

緋色の研究 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫)

アーサー・コナン・ドイル and 深町 眞理子

東京創元社 / 2010-11-30

累計読者数17
平均ハイライト数 5.9件/人
推定読了時間 約3時間36分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 22%

この本について

仕事でも人生でも、情報に触れる量が増えすぎて「自分の頭の中が散らかってきたな」と感じる瞬間ってありますよね。あれもこれも覚えなきゃと焦って、逆に大事なことが取り出しにくくなるあの感じ。僕もよくやってしまうのですが、『緋色の研究』を読み返すと、ホームズの“屋根裏部屋”のたとえがやけに刺さるんです。脳は無限じゃない、だからこそ入れるものを選ばないといけない。これって、いまの情報過多の時代にもそのまま効きます。 そしてもうひとつ、この本は「推理する態度」が妙に実用的です。証拠がそろう前に思い込みで結論を急がない、矛盾が出たら別の解釈の可能性を探す。仕事で判断を迫られるとき、僕はつい“物語をでっち上げて安心したがる”癖があるのですが、それを少し抑えてくれるのがホームズのこういう姿勢です。想像力が働くから恐怖も生まれる、という一文も、状況を過剰に恐れすぎる自分に効きました。 物語として楽しめるのはもちろんですが、読んでいるうちに、自分の思考のクセや、判断の雑さに気づかされる。そんな読み方ができるのも、この新訳ならではの読みやすさのおかげだと思います。 「考えすぎて混乱しがち」「判断を急いで後悔することが多い」という人には、静かに刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

永遠の名コンビ、ホームズとワトスンの出会いの物語。 名探偵ホームズ初登場の記念碑的長編! アフガニスタンへの従軍から病み衰えて帰国した元軍医のワトスン博士。ロンドンで下宿を探していたところ、偶然に同居人を探している男を紹介され、共同生活を送ることになった。下宿先はベイカー街221番地B、相手の名はシャーロック・ホームズ――。ホームズとワトスン、永遠の名コンビの誕生であった。ふたりが初めて手がけたのは、空き家でのアメリカ人旅行者の奇妙な殺人事件。いくつもの手がかりから、ホームズの精緻な推理によって浮かびあがった驚きの真相の背景には、長く哀しい物語があった……。/解題=戸川安宣、解説=高山宏
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