
「自分磨き」はもう卒業! がんばらずに、ぐんぐん幸運を引き寄せる方法 PHP文庫
鈴木 真奈美
PHP研究所 / 2015-08-31
この本について
気持ちが空回りしている時って、「もっと頑張れば何か変わるはずだ」と自分を追い立てがちですよね。私もよく、周りの声に振り回されて、自分の気持ちがどこにあるのかわからなくなることがあります。でも、ふと立ち止まってみると、実は“頑張る方向そのもの”がずれていただけだったりします。 この本は、「足りないものを埋めるために自分を叱咤する」やり方に疲れてしまった人に優しい視点をくれます。たとえば、うまくいかない時期を「谷だからダメ」ではなく、次の流れへ向かうための揺れとして見ることで、必要以上に自分を追い詰めなくてよくなる。そして、周りの常識やアドバイスをそのまま飲み込むのではなく、「それはその人の真実であって、私のものとは限らない」という距離感を持てるようになる。さらには、「やりたい」と一瞬でも思った気持ちを丁寧に拾うことで、小さくても自分の軸で動き始められる。このあたりが、実際に読んでいて一番刺さるところでした。 特に、「起きた出来事をギフトとして捉えてみる」という視点は、劇的にポジティブになろうという話ではなくて、いまの状況に意味づけをし直すだけで前に進む余力が生まれるんだな、としみじみ感じます。私自身、失敗した日の夜にこの問いを置いてみると、不思議と落ち込み方が和らぎました。 がむしゃらに自分を盛っていくより、「本当の気持ち」に戻ることで自然と流れが整っていく。そんな実感を求めている人に、とても合う一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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