
君はまだ残業しているのか PHP文庫
吉越 浩一郎
累計読者数6
平均ハイライト数 38.7件/人
star総合評価 77/100
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この本について
残業が当たり前になっていると、「自分のやり方が悪いのか」「周りに合わせないといけないのか」と、どこが本質の問題なのか見えなくなることがあります。僕もそうで、気づけば仕事より“職場の空気”に振り回されていました。 この本は、いわゆる根性論ではなく、仕事をどうやって“ほどくか”に踏み込んでいるのが特徴です。たとえば、問題をいきなり全部解こうとせず、絡まった鎖を一つずつほどくように細かく分解していく話は、日々のタスクでもすぐ使えました。また、GNNに縛られて判断が鈍る感覚や、形式知だけでは実戦で勝てないという指摘は、経験の積み方を見直すきっかけになります。さらに、怒るよりも早く緊急対策を考える姿勢や、ルーティンを徹底的に仕組み化していく発想は、職場のストレスを確実に減らしてくれます。 とはいえ、この本は「残業ゼロが正義」と言い切るタイプではなく、仕事は人生の一部に過ぎないという視点から、どうすれば仕事そのものを楽しめるかを静かに問いかけてきます。効率化の話に見えて、最終的には自分のエネルギーをどこに使うべきかを考えさせられました。 職場の空気に疲れている人、問題が大きく見えて手をつけられない人に、とくに刺さる一冊だと思います。
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