
気力より体力 一流のコンディションを手に入れる
吉越 浩一郎
KADOKAWA / 2016-08-03
この本について
仕事の後半になると急にガス欠になったり、週の真ん中で「今日はもう無理だな」と感じたりしませんか。気力の問題だと思って踏ん張っても、結局また同じところでつまずく。自分もずっとこのループから抜けられませんでした。 この本を読んで刺さったのは、「気力が足りないんじゃなくて、そもそも体力が足りていないだけ」という視点でした。たとえば、毎日8時間寝れば翌日に集中力が戻るとか、21時に飲むのを切り上げれば22時半に眠れて体調が崩れないとか、すごく当たり前なのに意外とできていないことばかり。歩くなら1万歩で100分、それが無理なら夜のストレッチだけでもいい、という現実的な落とし方もありがたかったです。仕事に集中したいなら、まず「脳をも動かさない時間」をつくること。これも言われてみればそうなのに、後回しにしがちなところでした。 結局、体力がしっかり残っていれば、日々の疲労は睡眠で回復して、基礎体力を削らずに働ける。だからスケジュールも「仕事優先」ではなく「体力優先」で組む。こういう発想の転換が、焦りや罪悪感を少し軽くしてくれました。仕事のために自分を削るのではなく、仕事を続けるために自分を守るという感覚に近いです。 最近「気持ちが乗らない日」が増えてきた人には特に刺さると思います。体力のほうを整えるだけで、気力や集中力が戻る余地がこんなにあるのか、と気づける一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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