ヨムナビ
マルクス いま、コミュニズムを生きるとは? シリーズ・哲学のエッセンス

マルクス いま、コミュニズムを生きるとは? シリーズ・哲学のエッセンス

大川 正彦

日本放送出版協会 / 200411

累計読者数3
平均ハイライト数 15.7件/人
star総合評価 58/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 45%

この本について

仕事に追われていると、自分の「働き方」や「他人との関わり方」が、気づかないうちに資本のリズムに寄せられている気がすることがあります。頑張っているはずなのに、自分の時間も感覚もどこか借り物みたいで、ふと虚しさが出てくるあの感じです。そんなときにこの本を読むと、マルクスが語ろうとしていたのは、単なる経済システムの話ではなく、「人間がどう世界と関わるのか」というもっと根っこのテーマだったんだ、と静かに気づかされます。 印象的なのは、能力に応じて働き、必要に応じて受け取る、という視点が「分配の仕組み」の話ではなく、人間がどう自然や他者からの贈り物を受け取り、どう向き合うのかという“感覚”の話として描かれているところです。枯枝を拾う貧しい人々のエピソードも、単なる政策批判ではなく、人が生きるために世界とどうつながっているかを考えさせられます。また、労働がただの負荷ではなく、協業という形で人と人を結びつける場でもあるという指摘は、いまの職場で感じる不全感を別の角度からとらえ直すきっかけになると思います。 マルクスを“社会制度の話”としてではなく、“人間の感覚と関係の話”として読みたい人にとって、この本はかなりしっくりくるはずです。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要