
ガンディー 獄中からの手紙 (岩波文庫)
森本 達雄
累計読者数37
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約3時間10分
star総合評価 42/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%
この本について
仕事でも私生活でも、「これって自分のものなんだっけ…?」とふと立ち止まる瞬間があると思います。お金でも時間でも、人から預かっているような感覚で扱えたらいいのに、実際はどうしても所有している気持ちが強くなってしまう。そんな自分にモヤモヤする時があります。 この本を読んで印象的だったのは、ガンディーが獄中から語る“受託者”という視点でした。ものを持つこと自体を否定しないけれど、そこに執着しないで扱う。その距離感が、抽象的な精神論ではなく、日々の細かい選択に効いてくるんです。たとえば、成果物にしがみつかないとか、お金を使う時に「守らなきゃ」ではなく「託されたものを流す」姿勢で考えられるようになるとか。そういう静かな変化が、読み進めるほど積み重なっていきました。 ガンディーの言葉は歴史上の偉人の名言集というより、孤独な環境で自分と向き合った人の生の手紙に近く、こちらの悩みと地続きで読めます。特に「所有しているはずなのに心が軽くならない」と感じている人に刺さるはずです。大きく行動を変えるというより、ものとの距離を少し調整したい時、そっと横から光を当ててくれる一冊でした。
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出版社による紹介
1930年、ヤラヴァーダー中央刑務所に収監されたガンディーは、修道場でみずからの教えを実践する弟子たちに宛てて一週間ごとに手紙を送る。真理について、愛について、清貧について、寛容について、不可触民制の撤廃について、国産品愛用運動について...。ただただ厳粛なる道徳的観点からのみ行動した、「偉大なる魂」の思想と活動原理の精髄。新訳。
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