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かもめのジョナサン【完成版】(新潮文庫)

かもめのジョナサン【完成版】(新潮文庫)

リチャード・バック、五木 寛之

新潮社 / 2015-07-01

累計読者数9
平均ハイライト数 11.2件/人
推定読了時間 約2時間41分
star総合評価 54/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 31%

この本について

仕事でも日常でも、ふと「このまま流されて生きていくのかな」と重たい気分になることがあります。頑張っているつもりなのに、退屈や恐れがじわっと積もっていって、本当にやりたいことが見えなくなるあの感じです。 『かもめのジョナサン』の抜粋を眺めていて、保存された言葉の多くが、この“見えない退屈や恐怖から抜け出したい感覚”に反応しているように思いました。 この本が面白いのは、特別な生き方を説くわけでも、勇気を振り絞れと背中を押してくるわけでもないところです。ジョナサン自身も「生きる意味」を探していたわけじゃなくて、ただ飛ぶことの歓びを追っていた。その姿勢が、気づけば自分の世界を少しずつ変えていく。読んでいると、「意味を探す前に、まず“やってみたいことに触れる”だけでも充分なんだな」と静かに視点をそらしてくれる感覚があります。 もう一つ刺さるのは、自由や探求が時間とともに“儀式化”していく怖さを描いているところです。どんなに良い習慣や学びでも、続けているうちに形ばかりが残ってしまう瞬間ってありますよね。そこで立ち止まって、「自分は本当に何を確かめたかったんだっけ」と問い直すきっかけになる本でもあります。 流される日常に少しだけ違和感がある人。そんな人には、静かに効いてくる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、自分の限界を突破しようとした、かもめのジョナサン。群れから追放された彼は、精神世界の重要さに気づき、見出した真実を仲間に伝える。しかし、ジョナサンが姿を消した後、残された弟子のかもめたちは、彼の神格化を始め、教えは形骸化していく……。新たに加えられた奇跡の最終章。帰ってきた伝説のかもめが自由への扉を開き、あなたを変える!
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