
株で儲ける日経新聞の読み方
藤本 誠之 and リベラル社
リベラル社 / 2016-01-21
この本について
株をやっていると、値動きの理由がつかめないまま「なんで今動くんだ…?」と置いていかれることが多いですよね。ニュースを読んでも、自分の読み方がズレている気がして、結局は様子見で終わる。僕もずっとそうで、日経新聞を開いても“答えにつながる読み方”がまったく分かりませんでした。 この本は、そんなモヤモヤを少しほぐしてくれました。といっても、魔法の銘柄が分かるとかじゃなくて、日経のどの面にどう視線を置けば値動きの前ぶれに気づけるか、その具体的な“手つき”が書かれている感じです。たとえば、1面に載るニュースを「ただの大事な出来事」ではなく、「なぜ今これが1面なのか」という温度で読み直すと、次に動きそうな業界や銘柄の方向が見えやすくなる。社会面に企業ニュースが出たら十中八九不祥事で、その後どんな連鎖が起きやすいかを考える癖も、読んでから実際に役立ちました。 さらに、機関投資家や公的マネーの動く“カレンダー”を知っておくと、週末や月末の手じまいの理由が腑に落ちて、無駄に振り回されにくくなる。ニュースを連想ゲームのように使い、直接じゃなく“次に注目が向かう銘柄”まで考える視点も、実際の行動に落とし込みやすかったです。 情報に追われている感じがする人、日経を読んでも手がかりをつかめないまま終わってしまう人には、じわっと効く一冊だと思います。僕と同じように「読み方の軸」を持てずに迷っている人に、ちょうどいい距離感でヒントをくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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