
スタンフォード物理学再入門 量子力学
アート・フリードマン レオナルド・サスキンド and 森 弘之
日経BP / 2015-12-12
累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約5時間47分
star総合評価 44/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも日常でも、物事をちゃんと理解したつもりなのに、どこかで「本質をつかめていない気がする」とモヤモヤすることがあります。特に物理の話になると、古典力学と量子力学の境目が霧の中みたいで、結局どうつながっているのか分からないまま放置してしまいがちです。僕もその一人でした。 この本は、量子力学を“別世界の難しい理屈”としてではなく、「私たちが見ている世界をどう記述するか」という連続線上で語ってくれます。抜粋にもあるように、量子の記述が最も正確で、古典はその近似だという視点に触れると、今までバラバラだった知識が一つの地図の上に乗る感覚があります。また、キュービットを軸に話が進むので、量子計算の話としてだけでなく、あらゆる物理系をどう分解して考えるかという発想まで広がります。さらに、著者たちは難解な式を並べるより、「なぜそうなるのか」の直感を丁寧に拾い上げてくれるので、無理に理解を飛び越えさせられる感じがありません。 僕自身、抽象的な“量子っぽい話”で満足してしまっていた部分が、この本のおかげでようやく実体を持ってつながりました。概念の足場をつくりたい人ほど響くと思います。
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出版社による紹介
ひも理論の先駆者で、ホーキング博士との「ブラックホール論争」で有名なサスキンド教授による、美しい量子力学の解説。 「社会人向けの講座をもとにしていることから、非専門家を対象とした読み物かと思って手にすると、予想外の手強さに面食らうかもしれません。 内容は決して平易なものではありません。むしろ、量子力学をまったく学んだことがない人にとっては、難しい本に違いありません。 (中略)量子力学の一般的な教科書を読むことに比べれば、概念の説明に十分な紙面を割き、シュレディンガー方程式を解く数学的技法に固執しないという点で、読破するのに長い時間はかかりません。」(訳者あとがきより)
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