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インフェルノ(角川文庫 上中下合本版)

インフェルノ(角川文庫 上中下合本版)

ダン・ブラウン and 越前 敏弥

KADOKAWA

累計読者数6
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約9時間41分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 45%

この本について

先の見えない状況に巻き込まれたとき、いま自分がどこに立っていて、何を信じて動けばいいのか分からなくなることがあります。仕事でも人間関係でも、判断材料が揃わないまま決めざるを得ない場面って、妙に胸がざわつきますよね。 『インフェルノ』の抜粋を見ていると、読者の多くは「追われながらも思考を手放さないラングドン」に惹かれている気がします。世界保健機関の判断に疑念が差し込み、誰を信じるべきか分からないまま、それでも前に進むしかない状況。プロフェッショナルの声が切迫して聞こえたり、迷路のような庭園で出口を探しながら、立ち止まれば撃たれるかもしれないと怯えたり。あの“混乱の中で選ぶしかない瞬間”が、現実の私たちの迷いと重なるんだと思います。 この作品が効いてくるのは、混乱しているときほど視界が狭くなる、という当たり前の事実を物語として体験できるところです。ラングドンが状況を一つひとつ照らし合わせながら「本当に信じていい情報はどれか」を探る姿は、自分が慌てているときの判断を少し俯瞰させてくれますし、巨大な組織の動きや思惑を描く場面は、目の前の事象だけで世界を判断しない視点を持たせてくれます。そして何より、逃げ続けるだけではなく、どこかで立ち止まって“考える”しかない瞬間があることを、そのままの温度で示してくれます。 物事の全体像がつかめない状況で、つい思考停止してしまいがちな人に刺さる物語です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「地獄」。そこは“影”——生と死の狭間にとらわれた肉体なき魂——が集まる世界。目覚めたラングドン教授は、自分がフィレンツェの病院の一室にいることを知り、愕然とした。ここ数日の記憶がない。動揺するラングドン、そこに何者かによる銃撃が。誰かが自分を殺そうとしている? 医師シエナ・ブルックスの手を借り、病院から逃げ出したラングドンは、ダンテの『神曲』の〈地獄篇〉に事件の手がかりがあると気付く。 一方、大富豪のゾブリストは、「人類は滅亡の危機に瀕している」と主張し、人口問題の過激な解決案を繰り広げ、WHO〈世界保健機関〉と対立していた。ダンテのデスマスクに仕込まれた暗号に隠された恐ろしい野望。ラングドンは世界を破滅から救うことができるのか? ※本電子書籍は角川文庫「インフェルノ(上)」「インフェルノ(中)」「インフェルノ(下)」を1冊にまとめた合本です。
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