ヨムナビ
物語戦略

物語戦略

岩井琢磨、内田和成

日経BP / 2016-04-08

累計読者数9
平均ハイライト数 17.4件/人
推定読了時間 約3時間2分
star総合評価 56/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 24%

この本について

仕事で「うちの強みって本当は何なんだろう」とか、「良い取り組みをしているのに全然伝わらない」とか、そんなモヤモヤを抱えることってありませんか。僕もプロジェクトが迷走するたびに、情報を積み上げるだけじゃ人は動かないんだよな…と痛感します。 『物語戦略』は、その行き詰まりに対して「強みの見え方」をつくり直す視点をくれます。とくに刺さったのは、物語を単なるPRではなく“経営資源”として見る発想でした。タニタの社員食堂のように、企業の行動そのものが物語になると、人に話したくなるだけでなく、ビジネスモデルの方向性まで変わっていく。その仕組みが本書では丁寧に分解されています。また、送り手都合ではなく「受け手が思わず他人に話したくなるか」を一番最初の基準にする姿勢は、自分の仕事でもすぐに使える感覚でした。 読んでいると、戦略や価値提供と物語がバラバラに存在している会社って多いなと気づきます。近大やPINGの事例は、物語が顧客価値や収益モデルと地続きになった瞬間、競争力そのものが変わることを教えてくれます。地に足のついた話ばかりなので、「結局どう活かせばいいの?」という不安も残りにくいです。 ブランドづくりや事業づくりに関わりつつ、「表面的な差別化はもう限界だよな」と感じている人には特に刺さると思います。僕自身、読後にまず自分のプロジェクトの“象徴になる出来事”を探すところからやり直しました。物語があると、戦略の解像度が一段上がる。そんな実感をくれる本でした。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

逆転・進出・生き残り――。 物語を武器にする会社の戦い方とは? 顧客の選択に決定的なインパクトをもたらす「シンボリック・ストーリー」を核にして、マネのできないビジネスモデルを創り出す。その事例とフレームワークを解説。 ■「監修者序文」より 本書は、一般的な競争戦略の本では真正面から取り上げられることのない、「おもしろさ」に着目します。本書で取り上げる「おもしろさ」は企業の「物語」のおもしろさです。 物語は、競争戦略やビジネスモデルと結びついて、顧客や従業員をはじめとするステークホルダーを強く引き付ける力となります。それは多くの人に愛される、アイドルやアーティストの逸話のようなものです。いつしか伝説となり、共感の源として、ファンの心に刻まれます。 本書ではこのような「企業が持つ強みを象徴する物語」を「シンボリック・ストーリー」と呼びます。多くのステークホルダーの間で共有され、語り継がれることで、ビジネスモデル自体の独自性を強くしてくれるものです。 その方法論を提示することが本書の目的です。いろいろな会社の成功事例を紹介しながら、 シンボリック・ストーリーの効果を明らかにしたうえで、物語を戦略的に活かすためのポイントを解説します。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要