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わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡―塩野七生ルネサンス著作集7―

わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡―塩野七生ルネサンス著作集7―

塩野 七生

累計読者数3
平均ハイライト数 34件/人
star総合評価 71/100
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この本について

仕事でも日常でも、状況が変わるたびに「自分のやり方、このままでいいのかな」と立ち止まることがあります。頑張っているつもりなのに、運に振り回されている感じが抜けないというか。知識を集めても、なぜか判断に自信が持てないまま時間だけが過ぎていくこともあります。 塩野七生『わが友マキアヴェッリ』を読んでいて、刺さってくるのは、そんな迷いを歴史という遠い景色の中で“実際の行動”としてどう捉え直せるか、という視点でした。彼が「聞くだけではシェンツァにならない」と言う場面は、知識をまとめて自分の言葉に落とすところまでやってようやく判断力が育つ、という当たり前だけど避けがちな現実をつきつけてきます。また、時代が変わればやり方も変えなければ運に左右される、という話は、環境変化に後手を踏んでモヤモヤしているときの背中をそっと押してくれる感覚があります。さらに、思慮と力のどちらか片方だけでは物事を動かせないという指摘は、計画ばかり練って動けない時や、勢いで動いて続かない時に、その理由を静かに教えてくれるようでした。 歴史の英雄を神格化するでもなく、マキアヴェッリを等身大の「迷いながら考え抜く人」として描いてくれるので、自分の判断の軸を整えたい人にはすごく相性がいいと思います。

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