
叙々苑「焼肉革命」 (角川新書)
新井 泰道
KADOKAWA / 2016-05-10
累計読者数3
平均ハイライト数 5.7件/人
推定読了時間 約2時間24分
star総合評価 48/100
boltライト読書型
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この本について
仕事でも日常でも、「ちゃんと考えて動きたいのに、気づけば惰性で選んでいるだけだな…」みたいな瞬間ってありませんか。周りを観察しているつもりでも、本気で“見る”ところまではできていない感覚というか。僕も同じで、気づいたら固定観念の中で判断してしまいがちです。 叙々苑の創業者・新井泰道さんの話は、その惰性を一度リセットしてくれるところがあります。たとえば、料理番組を全部録画して、興味のないところは早送りしながら、盛り付け一つまで徹底的に吸収していく姿勢。ここまでやる人って少ないけれど、「情報をどう扱うか」で差がつくってこういうことかと腹落ちします。六本木での対抗策にしても、値引きをしない方針にしても、勢いや根性じゃなくて、自分の立場やお客さんの気持ちを冷静に読み込んだ上での判断なんですよね。 個人的に一番刺さったのは、トイレ前のおしぼりの話でした。お客さんが我に返るタイミングをどうつなぎ止めるか、という細部まで考え抜く視点。これって飲食業に限らず、「人が次の行動に移る前の一瞬」をどう扱うかの話でもあって、自分の仕事にもそのまま置き換えがききます。そして、新井さん自身が毎晩の反省を欠かさず、叱りすぎた社員に翌日電話して謝るという、人としての柔らかさも印象的でした。 派手な成功論ではなく、丁寧に観察し、丁寧に積み上げるタイプの思考が好きな人には、とても刺さる本だと思います。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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出版社による紹介
焼肉店のタン塩、上カルビや、食後のデザート、ガム…、これらはすべて叙々苑が始めたことだ。“良いものには価値がある——” 焼肉を「国民食」にした男の味へのこだわり、うまさの秘密を、40周年のいま明かす。
読んだ内容を、もう忘れない。
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