
サイバーエージェント 広報の仕事術 成長をかけ算にする
上村嗣美
日本実業出版社 / 2016-03-01
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推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 67/100
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この本について
広報の仕事って、やればやるほど「正解がどこにあるのか分からない」という状態に入りませんか。メディア対応も、社内調整も、経営者との距離感も、全部が地続きでつながっているのに、日々の業務は目の前の火消しで終わってしまう。私もずっとそんな感じで、「これでいいのかな」とぼんやり悩んでいました。 この本がよかったのは、広報を“記事を取ってくる仕事”ではなく、“会社を理解してもらうための対話の積み重ね”として描いているところです。たとえば、年末年始でもニュースは止まらない現場感や、確認に時間がかかる時ほど温度感だけでも先に返す姿勢、媒体によって態度を変えない理由など、具体的なシーンで語られているので、自分の動き方をすぐに見直せました。また、「経営者と広報の言葉がズレた瞬間に信頼は一気に失われる」という指摘も痛いほどリアルで、会社の思想を自分の言葉で話せる状態まで持っていく必要性をあらためて考えさせられます。 派手なテクニックよりも、「共感がないとファンは生まれない」という当たり前だけど忘れがちな視点を丁寧に拾い直してくれるので、広報歴が長い人ほど刺さるかもしれません。会社の“らしさ”をどう外に伝えていくかで迷っている人に、静かに効いてくる一冊です。
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出版社による紹介
急成長を続ける“サイバーエージェント”の広報の仕事術を一挙公開! 若い女性を中心に広報・PRという職種を志望する若者が増えています。広報と言えば、一見、華やかなイメージを持たれますが、本来は地道でバランス感覚や節度ある働きぶりが求められる仕事。本書では、広報に関する知識のない方でも読めるよう、「広報はどんな仕事なのか」「どんな人が向いているのか」「いかに企業活動に貢献していけるのか」などから、わかりやすく紹介しています。 著者の上村氏は、知名度ゼロだったサイバーエージェントに新卒で入社。管理部門、社長秘書を経て、広報部門へ。IT業界の最先端をひた走るサイバーエージェントが、社員数わずか30人から3000人になるまでの発展過程で広報の現場を経験、「Ameba」のPRで実績を上げ、現在は同社の広報責任者を務めています。 そんな著者が身につけた、規模に応じた広報の現場づくり、ソーシャルメディアの活用術、ネットワーク構築術、取材への対応法、「時流」と「社流」を的確に把握しながらターゲットにマッチした拡散力の高いメディアへの露出など、事業をかけ算で飛躍的に成長させる「攻めの広報」のノウハウを惜しみなく披露します。 ベンチャーなどの小さな新興企業はもちろん、歴史の古い大企業の広報担当者、経営者にとっても、会社を持続的に成長させる広報成功のヒントが見つかるはずです。 さらに、著者はワーキングマザーであり、その目線で女性が長く働ける環境づくり、育児と仕事の両立のための段取り術などにも言及。働く女性に向けた熱いエールも本書には込められています。
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