
BtoB広報 最強の攻略術
日高 広太郎
すばる舎 / 2022-05-22
この本について
広報をやっていると、「結局どんなネタなら記事になるのか」「営業でもないのに、なんでここまで人間関係に気をつかわないといけないんだろう」と、地味にモヤモヤする瞬間が多いですよね。特にBtoB企業だと、派手なニュースがそもそも少なくて、ネタ探しの段階でつまずきがちです。僕もずっと悩んでいたので、読者の方が抜き出していた部分を見て「ああ、そこ響くよね…」と妙にうなずいてしまいました。 この本が効くのは、広報の作法や心構えというより、「広報はどうやって“動かす”のか」をかなり具体的に書いているところだと思います。例えば、正月やGWといった“ネタ枯れの時期”にどう動くかの説明は、そのまま行動のスケジュールになるし、記事を成立させるための「意義づけ」や「新奇性」の考え方は、社内でネタを説得するときにもそのまま使えます。また、BtoBがニュースと相性がいい理由を、信頼の構造から説明してくれているのもありがたいところで、単なるテクニック本ではない安心感があります。 全体として、広報を「営業の一部」として扱う姿勢が貫かれていて、メディアとの関係づくりも、数字を使った社内説得も、結局は人を動かす仕事なんだと腑に落ちます。地味だけど確実に効く考え方が多いので、派手な裏技より“現実的に成果を積み上げたい人”に向いていると思います。 特に、広報に配属されたばかりで「何をどう仕掛ければいいのか分からないまま時間だけが過ぎる」という人には、かなり刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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