ヨムナビ
なぜ今、シュンペーターなのか

なぜ今、シュンペーターなのか

秋元征紘

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2015-10-13

累計読者数5
平均ハイライト数 10件/人
推定読了時間 約3時間13分
star総合評価 62/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 82%

この本について

仕事の優先順位をつけても、気づけば「緊急なこと」にばかり引っ張られて、肝心の“変えたいところ”に手が届かないまま終わる日ってありますよね。自分は経営者でも起業家でもないし、と言い訳したくなる一方で、このまま静態のまま過ごして大丈夫なんだろうか…と不安になる人も多いと思います。 この本が面白いのは、「企業家精神」を特別な人の専売特許として扱わないところです。シュンペーターやドラッカーが語っていた“イノベーションの正体”を読み解くと、技術の話よりも「新しい組み合わせをつくる勇気」「変化を自分から起こす姿勢」といった、ごく個人の行動レベルの話に落ちていきます。仕事の意味を考え直すことや、小さくても一歩踏み出すことが、静態から動態へ移るきっかけになる。その感覚が腑に落ちやすい一冊でした。 さらに、「永遠の好況は存在しない」という視点も刺さりました。不況さえも経済のリズムの一部として見ると、いまの停滞感も“次をつくる前ぶれ”として扱える。大きな組織にいながらも、自分の裁量で組み合わせを変え、新しい価値をつくる余地は思っているより残っているんだと感じさせてくれます。 自分の仕事を「ただ回す人」から一歩抜け出したい人に向いている本だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ケインズと並んで、20世紀を代表する経済学者の一人であるシュンペーター。 20代にして独自の経済理論を打ち立てたこの天才は、経済学だけではなく、 現代の経営の最重要事項である「企業家」「イノベーション」をはじめ、 「創造的破壊」といった画期的な概念を、100年も前にその経済理論の 中核として位置づけました。 その考え方はピーター・ドラッカーに継承され、スティーブ・ジョブズのような 現代世界を変えた優れた起業家によって具現化されています。 ▼グローバル企業の成長原理を解き明かす「イノベーションの授業」 シュンペーターは、経済学者としては、ウィーン大学から ドイツの名門・ボン大学を経て渡米。 ハーバード大学での教え子はサミュエルソン、ガルブレイス、ソローなど、 現代経済学における大家やノーベル賞受賞者たちを数多く輩出しました。 著者は、KFC、ペプシ、ナイキやLVMHゲランなど4社の外資系企業の 日本法人トップを務め、現在はFiNCやCreww、エアウィーヴなど、 注目のスタートアップ企業数社の経営に携わっています。 本書は、実務家としてシュンペーターの著作を読み解き、ドラッカーの マネジメント論に継承された考え方を、クリステンセンの指摘した イノベーションのジレンマを見事に克服したジョブズが残した足跡を、 シュンペーターの指摘した原点と対比させながら、その本質をより深く 掘り下げたものです。 今日ではマネジメントの重点が、「モノ」や「カネ」から「ヒト」へ、 管理中心からイノベーション中心へ大きくシフトしています。 そのため、かつてないほど自律的な個人の創造性が重要視されるように なったのが今日の経済社会なのです。 本書では、シュンペーターを中心とした先人たちの足跡などをたどりながら、 「イノベーション」の本質を探ります。 いわば経営者・ビジネスパーソンに向けた「イノベーションの授業」です。 本書で、これから先の時代を見通す強力な「武器」を身につけてください。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要