
ウェブでメシを食うということ
中川 淳一郎
毎日新聞出版 / 2016-06
累計読者数3
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約4時間58分
star総合評価 31/100
start序盤集中型
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この本について
最近、ネットの情報に振り回されて疲れることがあります。気づけば画面ばかり見て、人に会う時間が減り、何となく「これでいいんだっけ…」という気持ちだけが残るあの感じ。仕事で情報を扱う人ほど、このモヤモヤは強いかもしれません。 『ウェブでメシを食うということ』を読んで印象的だったのは、著者がネットの世界を深く知りながらも「ネットはあなたを救わない」とはっきり言っているところでした。これは突き放しではなく、むしろ外の世界に戻るための現実的な視点として響きます。炎上や言葉の強さに振り回され、90点より78点を選ぶようになる過程も、生々しくて妙に胸に残りますし、「アクセスを取るために何を書くか」を迷う日々の重さも正直に描かれています。 ただ、この本が面白いのは、ネット論を語りながらも、著者自身が人とのつながりに救われてきた姿が随所に出てくるところです。葬儀の場での再会や、飲み屋で交わした会話、年齢も立場も違う人たちとの関係が、仕事の転機につながっていく。ウェブの仕事をしていても、結局のところ自分を支えるのは人間関係なんだなと、静かに気づかされます。 ネットの渦の中で自分を見失いかけている人、あるいは「このままウェブの仕事を続けていいのか」とぼんやり考えている人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
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