
節ネット、はじめました。 「黒ネット」「白ネット」をやっつけて、時間とお金を取り戻す
石徹白 未亜
CEメディアハウス / 2014-09-18
この本について
なんとなくスマホを開いて、気づけばニュースやまとめサイトを渡り歩いているだけで午前中が終わっていた。ためになる記事を読んでいるつもりなのに、画面を閉じた瞬間には何も残っていない。そんな自分に薄くモヤモヤしている人、多いんじゃないでしょうか。僕も「別に見なくていいや」と思いながら、ついリンクの波に流されてしまうタイプです。 『節ネット、はじめました。』は、このモヤモヤを強く責めるでもなく、「まず現状を正しく見るところから始めよう」とフラットに促してくれる本でした。著者が一週間の履歴をチェックして、一日300ページ以上見ていたと気づいた話は他人事ではなくて、まず“事実”に向き合うだけでも背筋が伸びます。さらに面白いのは、ネットを「黒」と「白」に分けて、後悔の大きいものから手をつけていくというやり方。全部やめようと力むより、優先順位をつけたほうが現実的だし続けられるんですよね。そして、ただ読むだけで終わらせず、1つだけでも行動につなげるという視点は、白ネットの無限ループから抜けるきっかけになります。 通知設定を見直すとか、寝ころびスマホをやめるとか、やることは地味なんですが、こういう小さな工夫が「気づいたら何時間も…」を防いでくれる。ネットの代わりに何をするかまでセットで考えるあたりも、生活のリアルさがあります。 「気づけばリンクを追ってしまう自分を、ちょっと立て直したい人」に向いている一冊です。肩の力を入れずに読めますが、生活の手触りはちゃんと変わります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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