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女子をこじらせて

女子をこじらせて

雨宮まみ

ポット出版 / 201504

累計読者数13
平均ハイライト数 6.8件/人
推定読了時間 約2時間46分
star総合評価 64/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 90%

この本について

「自分は“女”としてどう見られているんだろう」。そういう感覚って、誰に言うでもなくずっと胸のどこかにあって、日常のささいな場面でじわっと痛むことがあります。友達と並んだ時の扱われ方の差とか、誰かの何気ないひと言で急に立場を意識させられるとか。私自身も、そういう「比べられてしまう場所」に長くしんどさを感じてきたタイプです。 『女子をこじらせて』は、そのモヤモヤを無理に肯定も否定もせず、「そう思ってしまう背景ってこういうことかもしれない」と丁寧に言語化してくれる本でした。たとえば、かわいい友人の買い物に付き合ったときの扱いの差で積み重なる挫折感とか、「女としての価値」に自信が持てないまま大人になったときの居心地の悪さとか。自分の感覚そのものを誰かに説明できなかった部分を、雨宮さんが代わりに掬ってくれた気がします。 同時に、この本は「じゃあどう生きるか」を押しつけないのもよくて、ただ著者が自分の足で外に出て、恥をかきながら世界に触れていこうとする姿勢だけが静かに残ります。女として扱われることの窮屈さに反発しつつ、それでも仕事や表現の場で自分の言葉を使っていく過程が、妙に励みになるんです。私は「こういう道の抜け方もあるんだな」と思わされました。 「自分の性別や見た目で評価が決まってしまう感覚にずっと疲れている人」に刺さる本だと思います。読んでしばらくしてからじわっと効いてくるタイプの一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「女子」という生きづらさに真っ向から向き合う半生記! ブログ「弟よ!」で人気の雨宮まみが全国のこじらせ系女子に捧ぐ! 非モテからなぜか「職業・AVライター」になった… その曲がりくねった女子人生を描く怒濤の13万字!! 『モテキ』の久保ミツロウ(漫画家)氏との特別対談も収録! ●目次 第一章●女子をこじらせて 1 職業AVライター 2 暗黒のスクールライフ 中学校編 3 暗黒のスクールライフ 高校編 4 暗黒のスクールライフ 大学編before 5 暗黒のスクールライフ 大学編/前編 6 暗黒のスクールライフ 大学編/中編 7 暗黒のスクールライフ 大学編/後編 第二章●セックスをこじらせて 1 さすらいのバニーガール 前編 2 さすらいのバニーガール 後編 3 アダルトビデオジェネレーション 4 ユミと呼ばれた女 5 サブカルをこじらせて 6 投稿雑誌時代 7 桃子と呼ばれた女 8 ここではないどこか 9 ライターに必要なもの 第三章●「私」をこじらせて 1 「女」の名前 2 「女」だから 3 「女」と「弟」 4 「女」に引き裂かれて 5 「女」が追いつめる 6 「女」という急所 7 「女」同士 8 「自分」はここにいる 9 当たり前の解放 特別対談●久保ミツロウ×雨宮まみ「こじらせガール総決起集会!」 あとがき
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