
自分に気づく仏教の学校 (角川文庫)
小池 龍之介
KADOKAWA / 2016-07-23
累計読者数4
平均ハイライト数 31.3件/人
推定読了時間 約3時間16分
star総合評価 63/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 21%
この本について
人と比べて落ち込んだり、逆に「自分は正しいはずだ」と思い込んでしまったり。背伸びして疲れるのに、やめるとなると不安になる。このあたりのモヤモヤって、多くの人が抱えているのに、どこから手をつければいいのか分からないまま放置されがちですよね。僕も仕事で無意識に“いい人用の自分”を演じ続けて、帰り道にどっと疲れが出るタイプでした。 この本は、そんな自分の心のクセを「変えよう」と力むのではなく、「いま何が起きてるのか」を静かに見つめる視点をくれます。たとえば、イライラや不安を押し殺さず、「ああ、いま怒ってるんだな」「不安なんだな」と、そのまま眺めるだけでいいというスタンス。抑え込むでも、肯定するでもない。まず気づくことが、苦しみが自然にほどける最初のステップになるんだと教えてくれます。また、「もっとこうなるべき」という背伸びが、実は自分の弱点を直視したくない気持ちから生まれている、といった視点も刺さる人が多いはずです。 派手な解決策があるわけではなく、むしろ“格好悪い自分”をそっと扱う練習を重ねていくような本です。だからこそ、外の承認に揺さぶられやすい人や、つい自分を過大評価したり卑下したりしてしまう人には、静かに効いてくると思います。自分の心の動きを、もう少しだけ丁寧に扱ってみたい人に向いています。
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出版社による紹介
社会の中で心に余裕を持って生きることが難しいのは、周囲からの「承認」を求めすぎるから。現代を生きる私たちが陥りがちな心の問題を克服していく処方箋を、仏教の経典や他の諸分野の書物をもとにまとめた。 ※本書は平成二十六年一月に小社より刊行された新書『“ありのまま”の自分に気づく』を改題、加筆・修正し文庫化したものが底本です。
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