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ミステリー小説を書くコツと裏ワザ

ミステリー小説を書くコツと裏ワザ

若桜木 虔

青春出版社 / 2016-06-05

累計読者数3
平均ハイライト数 59件/人
推定読了時間 約4時間7分
star総合評価 72/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 44%

この本について

小説を書こうとすると、どうしても「自分なんてまだまだだし…」みたいな弱気が出てきたり、文体ばかり気になって前に進めなかったりしませんか。僕もミステリーを書こうとして何度も手が止まってきました。そんなときに助かったのが、この『ミステリー小説を書くコツと裏ワザ』でした。大げさな指南書ではなく、実務的な視点から霧が晴れる感じがある本です。 刺さったのはまず、文章よりも台詞に意識を寄せるという話です。地の文を読まなくても「誰がどんな気持ちで話しているか」が分かるかどうか。これを意識するだけで、キャラの輪郭が急にくっきりし始めます。あと、アイデアの新しさは「奇をてらうこと」ではなく、過去の受賞作を読んだうえで“似ないように書く”という地味だけど真っ当な作業から生まれる、という指摘にも救われました。何を書くか迷子になっていたとき、ここにかなり背中を押されました。 さらに、読者が知らない世界を丁寧に描くだけで一気に作品が立ち上がるという話も、実際にプロットに落とし込むと実感があります。考証の正確さや、動機の意外性をどう積むか、といった現場の知恵も充実していて、机の前で悩む時間をだいぶ減らしてくれました。 自分の書くミステリーが「どこか薄い」と感じている人には特に刺さると思います。僕と同じように迷いながら書いている人ほど、この本の実務的な視点が効くはずです。

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