
小説の書き方 小説道場・実践編 (角川oneテーマ21)
森村 誠一
KADOKAWA / 2009-04
累計読者数7
平均ハイライト数 2.6件/人
推定読了時間 約2時間46分
star総合評価 33/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 17%
この本について
小説を書こうとすると、どうしても自分の感覚だけで押し切ってしまって、文章が薄くなったり、世界観がどこか嘘っぽくなったりしませんか。僕自身、書きたい気持ちはあるのに、土台がスカスカだと気づいて落ち込むことが多かったです。 この本は、そんな「感性だけで走れない」時に、現実的なよりどころをくれる一冊でした。たとえば、歴史ものを書くなら当時存在しない語を使わないという当たり前の話も、専門家に聞くことまで含めて丁寧に書かれていて、作品世界を支える裏側の仕事がどれだけ大事かを思い出させてくれます。それに、感性とは単に“感じる”だけじゃなく、感じたものを咀嚼して構成に落とし込む力だと言い切るあたりも、書けない自分を責めるより、観察と経験を増やそうと思わせてくれました。 結局、小説って自分の内側だけでは続かなくて、人間を知ることや好奇心を持って外に出ることが、そのまま筆の強さにつながるんですよね。だからこそ、この本は「感性に頼るしかないのでは」と悩んでいる人に静かに効くと思います。特に、物語を書きたいのに深みが出ないと感じている人にはかなり刺さるはずです。
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