
新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス (文春新書)
池上彰 and 佐藤優
文藝春秋 / 2016-10-20
累計読者数4
平均ハイライト数 22.8件/人
推定読了時間 約2時間28分
star総合評価 73/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 90%
この本について
仕事でもニュースでも、判断の根拠がつかみにくい場面が増えた気がします。国の方針や世界情勢の話になると、何となくモヤっとしたまま議論が流れていくことも多い。でも実は、自分が知らないだけで“背景にあるロジック”がちゃんと存在していたりします。 この本は、その見えづらい背景を淡々と教えてくれる一冊でした。たとえば、沖縄で子どもの貧困が深刻化している理由を「二次産業を育てなかった歴史」と結びつけて説明してくれたり、北朝鮮の核開発が何を狙って動いてきたのかを、ウランとプルトニウムという技術レベルまで落として語ってくれたりします。表面の賛否だけでは読み切れない事実に触れると、自分の中の判断基準が少しだけ強くなる感覚があります。 さらに、キャリアと社会貢献をどう両立するかという、個人の働き方にも通じる話が出てくるのが意外でした。政治や外交の話に見えて、実は自分の仕事観にも跳ね返ってくる内容が多い。リーダー像の話も、遠い世界のことではなく、自分が誰に信頼を寄せるのかを考える材料になります。 表面的なニュースの流れに疲れてきた人や、判断の軸を持ちたい人には、とても刺さると思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
『新・戦争論』『大世界史』に続く人気シリーズ第3弾! 今回のテーマはリーダー論。 「優れたリーダーが出にくくなった現代だからこそ、私たちは 新たなリーダーの到来を待ち望んでしまう」(池上 彰) 【おもな目次】 ●第1章 リーダー不在の時代−−新自由主義とポピュリズム● リーダー論が成り立たない時代/エリートの責任放棄/左右に共通するエリートのナルシズム など ●第2章 独裁者たちのリーダー論−−プーチン・エルドアン・金正恩● リーダーに対する国民感情/国家に不可欠な暴力装置/北朝鮮のリーダー論 など ●第3章 トランプを生み出したもの−−米国大統領選1● ドナルド・トランプと橋下徹/トランプの共和党乗っ取り作戦/民衆の破壊願望に乗るリーダー など ●第4章 エリートVS大衆−−米国大統領選2● トランプ大統領で日本はどうなる?/教育が格差をつくりだす など ●第5章 世界最古の民主主義国のポピュリズム−−英国EU離脱● 国民投票が招いた国家統合の危機/アイルランドのパスポートを求める英国人 など ●第6章 国家VS資本● パナマ文書の情報源はどこか?/税率の高い日本から逃亡するエリート など ●第7章 格差解消の経済学● 1%の増税で「教育の無償化」は可能/タンス預金の非合理性/静かなる取り付け騒ぎ ほか ●第8章 核をめぐるリーダーの言葉と決断−−核拡散の恐怖● オバマと被爆者の対面に思わず泣いてしまった/オバマ広島訪問に冷ややかだった沖縄 ほか ●第9章 リーダーはいかに育つか?● 伊勢志摩サミットの内情/角栄ブームをどう見るか?/リーダーは段階を経てつくられる ほか
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要







