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深爪式 声に出して読めない53の話【電子書籍版】 (eロマンス新書)

深爪式 声に出して読めない53の話【電子書籍版】 (eロマンス新書)

深爪

累計読者数10
平均ハイライト数 2.9件/人
star総合評価 51/100
boltライト読書型
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この本について

人と比べて勝手に落ち込んだり、「誰かのために動いてるはずなのに、なんで私だけ疲れてるんだろう」と思うことってありますよね。私もよくそのループに入りがちで、相手の期待を想像しては勝手にしんどくなるタイプです。そんなときにこの本を読むと、深爪さんの視点の鋭さというか、「そういう見方もあるのか」と肩の力が抜ける瞬間がいくつもありました。 印象的だったのは、まず“サプライズは相手のためじゃなくて自分のためになりがち”という指摘。言われてみれば心当たりがあって、相手の気持ちを確認しないまま頑張りすぎると、うまくいかなかったときに妙な被害者意識まで湧いてしまう。そこを淡々と書かれると、身に覚えのある場面が浮かんできました。もうひとつは、“誰かのために”を免罪符にしないという話。家事でも仕事でも、理由づけを他人に寄りかかるほどしんどくなる。自分がやりたいからやる、というところまで戻すだけで、あんなに重かった作業が少し軽くなるのが不思議です。 そしていちばん刺さったのは、“比較をやめられるのは、自分の中に絶対的な価値を持っている人だけ”というところでした。他人の幸せアピールにざわつくときって、結局自分の芯が揺らいでいるだけなんですよね。深爪さんの語りは決して説教臭くなく、むしろ「私も迷ってるけど、こう考えるとちょっと生きやすいよ」という距離感で書かれていて読みやすいです。 誰かに振り回されがちな人や、自分の気持ちより“世間的な正しさ”を優先しがちな人には特に刺さると思います。読んだあと、日常の小さな場面の見え方が静かに変わります。

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