
Eat Pray Love: One Woman's Search for Everything (English Edition)
Elizabeth Gilbert
Penguin / 2007-01-30
この本について
なんとなく「自分の気持ちがどこに向いているのか分からないまま日々が進んでいく感じ」、誰にでもありますよね。やりたいことがあるような気もするし、ないような気もする。周りには明確な道を歩いている人が多く見えるほど、自分の曖昧さが気になってしまう。でも、その曖昧さごと抱えたまま進むしかない時期って、確かにあるんだと思います。 読者の方が保存していた “ambivalent” や “furtively”、そして “psychosomatic” のような言葉を見ていると、主人公が自分の内面をひとつひとつ観察しながら進んでいくプロセスに共感したのかな、と感じました。感情がはっきり言語化できないとき、彼女の揺れ方がその代わりをしてくれるようなところがあります。この本は「大きな決断を迫る」タイプではなく、むしろ曖昧さを抱えたまま動くと、どんな景色が見えるのかを丁寧に見せてくれるんですよね。 旅先での人との距離感に戸惑ったり、自分の反応に自分で驚いたり、些細な場面の積み重ねが少しずつ視点を変えてくれます。完璧じゃなくても、その日の自分のペースで生きていいんだと思えるようになる。特に、今の生活に「決定的な不満があるわけじゃないけど、このままでいいのか分からない」という人にはしっくりくるはずです。 自分の内側の声が聞こえにくくなっているとき、その雑音を一度ほぐしたい人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの89%が集中しています。
読書の順序
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