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日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!

日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!

高野誠鮮、木村秋則

講談社 / 201612

累計読者数3
平均ハイライト数 13.3件/人
star総合評価 61/100
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この本について

食べもののことを考えるとき、「安全と言われてるけど実際どうなんだろう…」みたいな小さな不安って、日常のどこかに残りませんか。安い野菜が助かるのは本音だけど、その裏側まで想像すると一気にモヤっとしてくる、あの感じです。僕も同じで、スーパーの棚の前で立ち止まることが増えていました。 この本が面白いのは、そういう漠然とした不安を“いったん立ち止まって考え直す材料”としてくれるところです。自然は警告しているんじゃなく、ただ淡々と待っているだけだという視点や、葉の色が薄い野菜のほうが実は強いという逆転した事実、放置されていた土地がむしろ宝になるという話など、どれも「今まで思い込んでいた前提」をゆっくりずらしてくれます。読んでいると、農業の話を超えて、自分の選び方そのものを見直すきっかけになるんですよね。 さらに印象的だったのは、自然栽培が放置ではなく“観察の積み重ね”という点でした。丁寧に耕さないほうがいい場面があったり、水を抜かないほうが根が強くなるなど、ひとつひとつ理由が語られると、「食べものってこんなにも背景があるのか」と静かに腹落ちしていきます。知らないままジャッジしていた自分にも気づかされました。 食の不安を煽る本ではなく、ただ「知ることで選び方が変わる」タイプの一冊です。食べものとの距離感を見直したい人に刺さると思います。

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