
東京の大問題! (マイナビ新書)
佐々木 信夫
マイナビ出版 / 2016-12-26
累計読者数3
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star総合評価 71/100
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この本について
東京で暮らしていると、行政の話題がニュースに出ても「結局どう動いてるのか」が見えにくくて、モヤッとしたまま流してしまうことが多いと思います。待機児童やインフラ老朽化みたいな身近な問題も、議会や都庁の構造が絡むと一気に霧がかかったようになる。自分もそこが長く引っかかっていました。 この本は、その霧を少しずつ晴らしてくれるタイプの一冊でした。例えば、都が抱えている財政構造の弱点や、巨大組織としての都庁がなぜ意思決定に時間がかかるのかが、職員の階層構造や管理職試験の仕組みまで踏み込んで説明されるので、ニュースで見ていた「表の出来事」が裏側ときちんとつながる感覚があります。また、議会の権限や知事との関係が具体的に描かれていて、選挙のときに何を基準に判断すべきかが少し現実的に見えるようになりました。 都市問題を語る本というより、「東京という巨大な仕組みの中で、なぜ自分の生活に影響する課題がなかなか動かないのか」を理解するための地図に近いです。刺さるのは、行政を批判したいわけじゃなく、せめて状況だけでも正しくつかんでおきたいと思っている人だと思います。自分の足元で起きていることの輪郭をつかみたいときに、ちょうどいい距離感の本でした。
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出版社による紹介
東京オリンピック、築地市場移転問題、東京都知事選、小池都知事の登場、都議会など、昨今、東京都の行政にかかわるニュースは枚挙に暇がありません。 しかしその一方で、我々はあまりにも東京の行政のことを理解していません。そもそも、14兆円という国家規模並みの予算を持ちながら、誰が決定にOKを出し、誰がその執行を行っているのかもほとんど知られていません。 東京の行政とはどういったしくみで行われていて、それを執り行っている都知事と議決する議会の権限はどうなっているのでしょうか? 本書では、都庁、都議会、都知事も含め、行政を中心に「東京」について基本からわかりやすく解説しながら、現状について知識を得ることができるとともに、今後の都政のあり方と関わり方について、学んでもらうことができます。
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