
売上につながる「顧客ロイヤルティ戦略」入門
遠藤直紀 and 武井由紀子
日本実業出版社 / 2015-12-10
この本について
仕事で数字を追っていると、ふと「この売上って本当に意味があるのか?」と立ち止まる瞬間がありませんか。短期目標に押される一方で、顧客が何を感じているのかは置き去りになりがちで、そのズレにモヤモヤする。僕自身、現場で成果と顧客視点の両立に悩んでいたとき、この本がいくつかの考え方の軸を作ってくれました。 特に刺さったのは、「顧客の期待に応える」のではなく、「顧客自身も気づいていない欲求に先回りする」ことがロイヤルティの源になるという話です。顧客満足とロイヤルティは似て非なるもので、後者は“よい意味で期待を裏切る”レベルまで目指す必要がある。NPSやCESのような定量指標で顧客心理を可視化しつつ、現場の行動が短期売上に振り回されない仕組みをどうつくるか──この本はそこをかなり丁寧に扱っています。例えば「顧客を怒らせるストーリー」を描く手法や、「良い売上だけを追う」という姿勢の現実的な意味など、読んだその日から考え方を更新できるポイントが多かったです。 結局、ロイヤルティ戦略って華やかな言葉ではなく、顧客の負担を減らし、再来店したくなる理由を積み重ねる営みなんだと腑に落ちました。組織としてどんな指標を持てば迷いなく顧客志向に舵を切れるのか、そんな問いに向き合いたい人にはかなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
お客様の心をつかむ心理ロイヤルティマーケティング 「心の満足」と「頭の満足」を測り、科学的にロイヤルティを高める手法
渡部 弘毅、諏訪 良武

たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング(MarkeZine BOOKS)
西口 一希

CX(カスタマー・エクスペリエンス)戦略―顧客の心とつながる経験価値経営
田中 達雄

実践!LTV最大化 (顧客の生涯価値を上げまくる!有名企業との25年間の取組で習得した生涯顧客の育て方)
齋藤 孝太

実践的カスタマー・エクスペリエンス・マネジメント
今西 良光、須藤 勇人
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要