
銀行はこれからどうなるのか
泉田 良輔
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2017-03-27
この本について
お金まわりのニュースを見ていて、「銀行ってこの先どうなるんだろう…自分の預金ってどんな位置づけなんだろう」とぼんやり不安になること、けっこうあります。預金金利も期待できないし、ネット証券のほうが安いのも知っている。かといって、今ある仕組みを手放すほどの自信もない。そんな宙ぶらりんな感じに、この本はわりと現実的に答えてくれました。 読んでいて一番しっくりきたのは、FinTechとかデジタル化の話って結局“預金と決済をどう結びつけるか”に集約されるという視点でした。なんでもかんでも新しい技術の話ではなく、銀行口座が日常の決済とどれだけ一体化できるか。自分の生活でも、プリペイドや電子マネーの便利さに流れている理由が腑に落ちました。また、富裕層向けの資産運用や相続の話になると、預金額だけでは本当のニーズが見えないというところも妙にリアルで、銀行が直面している“人の暮らしそのもの”に踏み込まざるを得ない感じが伝わってきます。 さらに、銀行が手数料ビジネスに寄せる裏側や、不動産まで含めて人の資産を見られる人材が必要になる話も、ちょっと他人事じゃありません。自分の資産形成を考えるときに、結局どこに相談すればいいのか問題って、ずっとモヤモヤしがちなので。 銀行の未来を語る本ではあるけれど、自分のこれからのお金の持ち方を整理したい人にも向いてます。特に「預金・投信・不動産…結局どれが自分に合うのか見えないまま来てしまった」という人には静かに刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの48%が集中しています。
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