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銀行はこれからどうなるのか

銀行はこれからどうなるのか

泉田 良輔

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2017-03-27

累計読者数4
平均ハイライト数 12件/人
推定読了時間 約4時間13分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 23%

この本について

お金まわりのニュースを見ていて、「銀行ってこの先どうなるんだろう…自分の預金ってどんな位置づけなんだろう」とぼんやり不安になること、けっこうあります。預金金利も期待できないし、ネット証券のほうが安いのも知っている。かといって、今ある仕組みを手放すほどの自信もない。そんな宙ぶらりんな感じに、この本はわりと現実的に答えてくれました。 読んでいて一番しっくりきたのは、FinTechとかデジタル化の話って結局“預金と決済をどう結びつけるか”に集約されるという視点でした。なんでもかんでも新しい技術の話ではなく、銀行口座が日常の決済とどれだけ一体化できるか。自分の生活でも、プリペイドや電子マネーの便利さに流れている理由が腑に落ちました。また、富裕層向けの資産運用や相続の話になると、預金額だけでは本当のニーズが見えないというところも妙にリアルで、銀行が直面している“人の暮らしそのもの”に踏み込まざるを得ない感じが伝わってきます。 さらに、銀行が手数料ビジネスに寄せる裏側や、不動産まで含めて人の資産を見られる人材が必要になる話も、ちょっと他人事じゃありません。自分の資産形成を考えるときに、結局どこに相談すればいいのか問題って、ずっとモヤモヤしがちなので。 銀行の未来を語る本ではあるけれど、自分のこれからのお金の持ち方を整理したい人にも向いてます。特に「預金・投信・不動産…結局どれが自分に合うのか見えないまま来てしまった」という人には静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

本書は、世界的な低金利やフィンテック(金融テクノロジー)の波にさらされる銀行の未来を、気鋭のアナリストが予測するのが趣旨である。 個人的にもビジネスでも、われわれにとってこれまでつながりの深かった銀行。 「規制業種で競争がない」といったイメージも根強いが、マイナス金利その他の変化に加え、次に示す「5つの困難」に直面。 実は日本の銀行はいま、かつてないほど追い込まれているのだ。 (1)貸出先や運用先がない (2)預金の魅力がない (3)異業種との競争環境激化 (4)規制の複雑化とその管理の難しさ (5)大きすぎて変われない フィンテック専門家である著者の予測では、9割の地銀が再編の波に飲まれ、メガバンクも大激変は不可避だという。 金利に差がつかず、預金の魅力が薄くなったことで、ある銀行は打つ手なく預金を流出させていく。 その一方で、ある銀行はフィンテックや提携により口座の使い勝手をよくして預金をつなぎとめる。 このように、「どこに預けても同じ」という時代は終わりを告げる。 まさにテクノロジーが「口座格差」を広げ、異業種も含めて、われわれの預金を巡る「大戦争」が始まろうとしているのだ。 たとえば、最近の金融関連のニュースで次のようなものがあった。 ・三菱東京UFJ銀行が仮想通貨「MUFGコイン」の発行を計画 ・三井住友とりそなが、系列の関西3地銀を経営統合 ・アップルがApple Pay、LINEがLINE Payを導入 ・米国スターバックスのポイント会員が1200万人を突破 これらの一見バラバラなニュースは、本書で提示する「未来の銀行の4つの姿」を通じて、大きな流れのもとに読み解ける。 フィンテックで銀行が激変せざるを得ない時代。 エレクトロニクスやテクノロジーに精通する著者が鋭く予測する「銀行の未来」に、ぜひ触れてほしい。 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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