
機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法
泉田 良輔
ダイヤモンド社 / 2021-02
累計読者数13
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推定読了時間 約4時間28分
star総合評価 71/100
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この本について
株をやっていると、「結局どの企業をどう見ればいいんだろ…」みたいな迷いがずっとつきまといます。特に、先の読めない時期ほど“予想に振り回されているだけなんじゃないか”というモヤモヤが強くなるんですよね。僕も同じでした。 この本が面白いのは、未来を当てにいくのではなく、過去の決算書から企業の“しぶとさ”や“対応力”を拾い上げるという地味だけど腹落ちする視点をくれるところです。10年分の業績を振り返ることで、景気が悪いときにも黒字を維持できた理由が見えてきたり、営業利益率が異常に高い企業にはどんな仕組みが隠れているのかといった“ビジネスモデルの実力”を探るヒントが得られます。そして、減益=終わりではなく、景気要因ならむしろ買い場になるという視点転換も、この本でかなり腑に落ちました。 個人的には、「最悪の年(リーマンショックなど)にその企業がどう生き残ったか」をあえて見にいく、という一節が刺さりました。長く持つ前に、最低限ここだけは見ておくべきだよなと、投資スタンスが少し落ち着いた気がします。 予想合戦に疲れた人、企業研究をどう始めればいいかわからない人には特にしっくりくると思います。
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