
論理哲学論考 (岩波文庫)
ウィトゲンシュタイン and 野矢 茂樹
累計読者数8
平均ハイライト数 15.1件/人
推定読了時間 約5時間36分
star総合評価 41/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも日常でも、言葉にできないモヤモヤってありますよね。説明しようとすると余計に混乱したり、「そもそも何を悩んでるのか」がぼやけてくる感じ。自分もそうで、考えても考えても霧が晴れないときに『論理哲学論考』を読むと、ちょっと視界の輪郭が整う瞬間があります。 この本が効くのは、考えを“増やす”のではなく、“どこまでが考えられるのか”の枠を示すところです。言語がどんな仕組みで現実を写しているのか、なぜ言い表せることと言い表せないことが生まれるのか。抽象的に見えますが、実際はかなり生活に直結します。「なんでこの問題はうまく扱えないんだろう」という場面で、扱えない理由そのものが輪郭を持つ感じです。また、ウィトゲンシュタインが繰り返す“世界の限界”という話は、善意や努力で事実そのものを変えられないときの、あの無力感の扱い方に静かに効きます。事実ではなく、世界の見え方そのものが変わるという視点は、自分の行動をどう整えるかに響きます。 すぐ役に立つ本ではありませんが、「言葉にならない悩みを抱えたままでも、前に進むヒントがほしい」という人には静かに刺さる一冊です。
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出版社による紹介
「およそ語られうることは明晰に語られうる。そして、論じえないことについては、人は沈黙せねばならない」―本書は、ウィトゲンシュタイン(1889‐1951)が生前刊行した唯一の哲学書である。体系的に番号づけられた「命題」から成る、極度に凝縮されたそのスタイルと独創的な内容は、底知れぬ魅力と「危険」に満ちている。
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