
「わからない」という方法 (集英社新書)
橋本治
集英社 / 2001-04-22
累計読者数6
平均ハイライト数 16.7件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 21%
この本について
最近、「正解があるはずなのに見つからない」とか、「わかりやすい説明を読んだはずなのに、結局よくわからないまま終わる」みたいな感覚が続くことがありませんか。自分の頭が悪いのかと落ち込むけれど、そもそも“わかる”ってそんなにスムーズなものじゃないよな…と、僕自身よく思います。 橋本治の『「わからない」という方法』は、その停滞感に変な力づくの解決策を出す本ではなくて、「わからないままで立ち止まっている自分」をどう扱うかを、かなり現実的に書いてくれます。特に、身体や経験を思考の土台として扱う視点は、理屈だけを追い続けて行き詰まった時の風通しをよくしてくれるし、「自分はどうわからないのか?」と問う姿勢は、焦って正解を探す癖をいったん手放すきっかけになります。それに、「へん」を抱えたまま考えるほうが、物事を批評的に見られるという指摘も、周囲に合わせようとしがちな時ほど刺さります。 誰かのガイドに全部委ねて走ろうとしてしまう人ほど、この本は効きます。役に立つというより、「自分の足場はここでよかったんだな」と少しだけ呼吸しやすくなる、そんな一冊です。
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出版社による紹介
「わからない」イコール「恥」だった20世紀は過ぎ去った! 小説から編み物の本、古典の現代語訳から劇作・演出まで、ありとあらゆるジャンルで活躍する著者が、「なぜあなたはそんなにもいろんなことに手をだすのか?」という問いに対し、ついに答えた、「だってわからないから」。――かくして志向のダイナモは超高速で回転を始める。「自分は、どう、わからないか」「わかる、とは、どういうことなのか」……。そしてここに、「わからない」をあえて方法にする、目のくらむような知的冒険クルーズの本が成立したのである! 【目次】まえがき/第一章 「わからない」は根性である/第二章 「わからない」という方法/第三章 なんにも知らないバカはこんなことをする/第四章 知性する身体
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