
考える練習
保坂和志
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star総合評価 77/100
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この本について
最近、考えようとすると逆に頭が固まっていく感覚がありませんか。正解を探そうとするほど視野が狭くなって、シンプルさやわかりやすさに飛びつきたくなる。でも心のどこかで、「それじゃ本質に触れられてないんじゃないか」とモヤモヤする。そんなときに保坂和志の『考える練習』を読むと、考えることの手触りがちょっと変わります。 たとえば、物事を単純化したくなる癖に対して「シンプル=真実」という思い込みをそっと疑わせてくれたり、論理的に整理するだけが思考じゃなくて、「世界と触れ合う」ように考えることの大事さを思い出させてくれたりします。何かが起きてから修正するのではなく、何も起きていない今の豊かさに気づこうとする態度も、この本を読んで初めて意識した人は多いはずです。どれも即効性のあるノウハウではないけれど、日々の思考の姿勢そのものが少しずつ変わっていく感じがある。 文章に意味を押しつけたり、ひとつの答えに回収してしまう癖を手放したい人には特に刺さると思います。自分でも整理しきれない雑音や迷いを抱えたまま、それでも考え続けていいんだと肩の力が抜ける一冊です。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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出版社による紹介
選ぶ、決める、進む、やめる。 そんなとき、どう考えればいいかというと―—。 【こんな人にオススメ】 ・「自分の頭で考えろ」と言われても、よくわからない ・「頭のいい人」がふだんやっているアプローチが知りたい ・なにかを「選択」するとき、自信を持って答えを出したい ・「考える力」を手に入れて、人生の不安を解消したい 私たちは学校で、知識をつめこむことや 正解を探し出すテクニックは、長年教えられてきた。 いまは、知識をたくさん持っていることより、 それを使って「どう考えるのか」が重要になっている。 「考えろ」と言われて、ただじっとして ひらめいてくるのを待っていても、考えは浮かんでこない。 「考える練習」として、こんなやり方や観点がある という事例を、いくつか知っておくことで、 自信を持って答えを出し、 前向きに進むことができるようになるのだ。 仕事でも人生でも、私たちはさまざまな「選択」をしている。 どんな商品が売れるのか。どんな企画が当たるのか。 仕事でだれと組むべきか。どの事業に参画すべきか。 司法試験を目指すべきかやめるべきか。 どの会社や大学に入るのか。 どこに住むのか。だれと結婚するのか......。 「唯一の正解」というものはない。 でも、自分で考えて、選択をしなければならない。 そんな「未知の問題」に対して、「答えをつくり出す」。 これこそが、「考えること」である。 「考える力」を育てることは、 自分の選択や人生に納得し、迷いを消し去ることにつながる。 司法試験指導校「伊藤塾」を主宰し、 30年以上にわたって、法律家や公務員を目指す人たちや 法律の世界で活躍する人たちと関わってきた著者による、 「考える練習法」の集大成。 さあ、「考える練習」を始めよう。
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