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人は記憶で動く 相手に覚えさせ、思い出させ、行動させるための「キュー」の出し方

人は記憶で動く 相手に覚えさせ、思い出させ、行動させるための「キュー」の出し方

カーメン・サイモン、小坂 恵理

累計読者数3
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star総合評価 27/100
start序盤集中型
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この本について

人に何かを伝えても、相手の反応がいま一つだったり、こちらの意図が翌日には忘れられていたり。仕事でも日常でも、「どうして伝わらないんだろう…」という小さなモヤモヤ、けっこうありますよね。自分の話し方が悪いのか、それとも相手の問題なのか、その線引きもよく分からないまま時間だけが過ぎることもあります。 この本を読んでみて意外だったのは、記憶って“過去の記録”じゃなく、“未来のための仕組み”なんだという割り切った視点でした。相手が次にどう動くかを頭の中で予測して、その材料として記憶が使われている。だから、覚えてほしいなら「つぎに何が起きるか」を自然に想像できる形で提示する必要があるんだと腑に落ちました。通勤ルートを変える時みたいに、状況に応じて考え方が更新される“目標指向”のルートをどう使ってもらうか、あるいは、条件反射や習慣のように“自動的に選ばれる行動”にどう紛れ込ませるか。読んでいて、自分が思っていたより人の行動はシンプルなロジックで動いているのかもしれないと思えました。 実際、仕事で説明するときに「相手はこれを聞いたあと、何を選びたくなるだろう?」と一呼吸置くだけで、伝え方が少し変わりました。ただ情報を渡すのではなく、“未来の選択肢が浮かぶように”並べ直す感じです。大げさなテクニックではなく、認知の仕組みに沿って話すだけなので再現しやすいのも助かります。 相手の行動変化に関わる仕事をしている人に特に刺さると思いますが、人間関係の行き違いに疲れている人にも静かに効く一冊でした。

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