ヨムナビ
武器としての現代思想

武器としての現代思想

伊吹 浩一

累計読者数8
平均ハイライト数 36.5件/人
推定読了時間 約5時間6分
star総合評価 71/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 36%

この本について

仕事でも日常でも、何かと「自分の正しさ」に自信が持てなくなる瞬間が多いなと思います。誰かの価値観に合わせてしまったり、気づかないうちに他人への妬みや比較の感情に振り回されたりして、なんとなく心がざわつく。こういう時に、自分の思考の土台がどんなルールで動いているのか知りたくなりました。 『武器としての現代思想』は、その土台を静かに照らしてくれる本でした。たとえば「弱者=善」という道徳感情がどこから来たのかをニーチェの視点で見直すと、日々の嫉妬や自己否定が個人の性格だけで決まるわけじゃないと気づきます。あるいはラカンの「他者は答えをくれない」という指摘から、自分探しの焦りが過剰だった理由が腑に落ちたりします。マルクスの「知が権力に回収される」という話も、SNSでの言葉の扱われ方を考えると急に身近に感じられます。 この本がいいのは、思想の正しさを押しつけてこないところです。むしろ、「自分はどんな枠組みで世界を読んでいるのか」という視点の変化をくれる。そのおかげで、他人の基準に振り回されず、今の自分の立ち位置をもう少し穏やかに見られるようになりました。 日々のモヤモヤの“根っこ”を言語化したい人に刺さる一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

生き抜くだけなら哲学なんかいらない。積極的に生きるために、思想で武装するのだ。哲学は思考の可能域を広げる道具だ。仕事・学業・政治・社会・人間関係・不安・貧困などなど、人を悩ます問題は多いが、身の回りのことから地球大の事柄まで、考える武器を持つことでいろいろ見えてくる。それが具体的な力となるのだ。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要