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バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

前野 ウルド 浩太郎

光文社 / 2017-05

累計読者数45
平均ハイライト数 8.8件/人
推定読了時間 約7時間34分
star総合評価 62/100
trending_up後半加速型
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この本について

仕事でも生活でも、うまくいかない時って「自分の選んだ道これでよかったんだっけ?」みたいな不安がじわっと湧いてきますよね。頑張っているはずなのに報われている実感が薄いとか、周りと比べてしまうとか。僕もそういう時期が長くて、出口が見えない感じがありました。 『バッタを倒しにアフリカへ』を読んで感じたのは、悩みの種類が違っても、人が前に進むエネルギーの正体は案外シンプルなんだということでした。例えば、夢を声に出すと流れが変わるという話は、自分の小さな願望を押し込めがちな人間にはけっこう刺さります。著者は笑ってしまうほど突拍子もない夢を語って、そこから人の縁がつながっていく。たぶん僕らも同じで、心のどこかにある「本当はやりたいこと」を少し外に出すだけで状況が変わることがあるんだと思います。 もうひとつ印象的だったのは、ラマダンの体験を通して“幸せのハードル”が下がる瞬間でした。水を飲めるだけで心から嬉しくなる、そんな感覚を知ると、日常への見え方が少しやわらぎます。悩んでいる時って、足りないものばかり探してしまうけれど、この本は「いま手の中にあるもの」を感じ直すきっかけになります。 そして、憧れた人を部分的にでも超えるという姿勢。完璧じゃなくても、誰かの背中を追いながら少しずつ自分の領域を作っていく姿には、背中を押されました。大きな成功じゃなくても、自分の専門や好きなものを一段深く掘るだけで、確かに誇れるものが生まれるんだと実感させられます。 人生の迷いが積み重なって「自分にはこれしかないのか」と感じている人にこそ、ゆっくり効いてくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

バッタ被害を食い止めるため、バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。それが、修羅への道とも知らずに...。『孤独なバッダが群れるとき』の著者が贈る、科学冒険就職ノンフィクション!
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