
哲学書簡 (光文社古典新訳文庫)
ヴォルテール、斉藤 悦則
光文社 / 2017-05
累計読者数3
平均ハイライト数 11件/人
推定読了時間 約7時間14分
star総合評価 46/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 38%
この本について
仕事でも私生活でも、「何が正しいのか」「どの考え方を信じて進めばいいのか」で手が止まることがよくあります。体系的に“わかりやすくまとまった答え”を求めてしまうけれど、そういう枠組みに自分を押し込むほど、視界が狭くなっていく感じもあるんですよね。 『哲学書簡』は、その窮屈さを一度ほぐしてくれます。ヴォルテール自身が体系を嫌い、むしろ“きらめき”のような断片から世界をとらえようとする。その姿勢に触れていると、考えることって本来もっと自由で、詩やスポーツみたいに「やっている最中が面白いものなんだ」と気づかされます。ロックの言語に対する厳しい視線や、イギリスの宗派の多さが平和を生むという話も、いまの組織や社会を見るときの別の角度を与えてくれます。何かを決めつけたい自分に、もう少し呼吸をさせてくれるような感覚です。 筋道だった哲学を学びたい人には向かないかもしれません。でも、考えが固まってしまって息苦しいときや、仕事で「これは本当に正しい前提なのか?」と立ち止まりたいときには、このゆるやかな視点の転換が効きます。 刺さるのは、体系よりも“ものの見方そのもの”を鍛えたい人だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
イギリスにおける信教の自由、議会政治を賛美し、ロックの思想、ニュートンの科学などの考察を書簡形式で綴ったヴォルテールの思想の原点。フランス社会の遅れを痛烈に批判し発禁処分にされたことで大ベストセラーとなった。のちの啓蒙思想家たちに大きな影響を与えた初期の代表作。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要





