
オウンドメディアのつくりかた 「自分たちでつくる」ためのメディア運営
鷹木 創、大内 孝子
この本について
オウンドメディアを任されたときって、「結局何を指標にしたらいいんだろう」「どこまで頑張れば正解なの?」みたいな、つかみどころのない不安がつきまといませんか。僕も同じで、PVを気にしないと言いつつ、成果を説明できる材料がなくてモヤモヤする時期が長くありました。 この本がよかったのは、そういう曖昧さを「目的」と「届け方」に分解して、地に足のついた形で考え直させてくれたところです。特に、コンテンツが人の意思決定を動かすという話は、自分が記事を作るときに何を見ているのかを見直すきっかけになりましたし、「作る・パッケージする・届ける」という三つの工程に分けて考えるだけで、企画の詰まりがかなり減りました。また、サイボウズ式の事例で語られている“ターゲットとバリューを固定して積み上げる”という姿勢は、短期の数字に振り回されがちなときに効く背骨みたいなものでした。 「オウンドメディアはツールでしかない」という冷静な視点もありがたくて、だからこそ目的と運営体制を最初に曖昧にしないことが大事だと腑に落ちます。派手な成功談というより、現実的に続けるための視点が積み上がっているので、読み終わったあとに“じゃあ自分の現場で何を決めればいいか”が自然と見えてきました。 自分のメディアの方向性を一度立て直したい人に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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