
人類の社会性の進化(Evolution of the Human Sociality) (上): 「社会」の学としての霊長類学 (アイカードブック)
山極 寿一、本郷 峻
累計読者数3
平均ハイライト数 8件/人
star総合評価 59/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 89%
この本について
仕事でも日常でも、人と関わる場面で「なんでこんなに意思疎通って難しいんだろう」と感じることが増えている気がします。自分だけうまく立ち回れていないような気がしたり、逆に人間関係そのものがだんだん負担になってきたり。そのたびに「そもそも人ってどういう生き物なんだっけ」と根っこから考えたくなることがあります。 この本は、まさにその“根っこ”の部分を淡々と拾い直してくれる内容でした。直立二足歩行がエネルギー節約として合理的だったとか、言葉の登場よりずっと前から150人規模の集団を維持していたとか、食物を運び分けるという行動が社会そのものを形づくってきたとか。一見バラバラに見える進化の話が、「なぜ私たちはこういう関係の作り方をしてしまうのか」という現在の戸惑いにきれいにつながっていきます。個人的には、育児の負担を分け合う必要から生まれた共感能力のくだりが、日常のぎこちなさに直で効きました。 人間関係に疲れるけれど、切り離すこともできない。その理由をもう少し大きなスケールで見直したい人に向いている本です。進化の歴史という距離を置いた視点から、いま自分が人とどう接しているのかを静かに整えてくれる感じがあります。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
82%
ブループリント:「よい未来」を築くための進化論と人類史(上) (NewsPicksパブリッシング)
ニコラス・クリスタキス

80%
われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略
ウィリアム フォン・ヒッペル and 濱野大道

77%
協力と裏切りの生命進化史 (光文社新書)
市橋 伯一

77%
人はなぜ憎しみあうのか 「群れ」の生物学 上
マーク W モフェット、小野木 明恵

77%
ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか (角川文庫)
NHKスペシャル取材班
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要