
できるビジネスマンは話が短い! 10秒でズバッと伝わる話し方 (扶桑社BOOKS)
桐生 稔
扶桑社 / 2017-08-31
この本について
仕事の場で「話が長いと言われる」「結論から言おうとしても、気づけば説明が増えている」「相手が何を求めているのか途中でわからなくなる」。自分でも直したいのに、癖のように繰り返してしまう……そんなモヤモヤを抱えている人に、この本はけっこう刺さります。僕自身、説明が遠回りになりがちで、会議後にひとり反省会を開くタイプなので、読んでいて耳が痛いところも多かったです。 この本が効く理由の一つは、「短く話す技術」を根性論ではなく“具体的な思考の整理”として扱ってくれるところです。たとえば、質問されて詰まるのは、瞬発力がないからではなく、頭の中の情報が整理されていないだけだと説明されます。BOX法で情報に“置き場所”を作る感覚は、実際にやってみると、余計な言葉が自然と落ちていくのが分かりやすいです。 もう一つは、「伝える」と「伝わる」を切り分ける視点。話す側がどれだけ頑張っても、相手が見ている“映像”が違えば噛み合わない。例え話で同じ景色を共有するという考え方は、会話のズレに悩んでいる人ほど救われるはずです。また、一文を20〜30文字で区切るだけで、不思議なくらい聞き手の負担が減るという話も、今日からすぐ試せる実感のある内容でした。 特に、「あれもこれも言いたくなる」「頭に浮かんだ順に話してしまう」というタイプにはすっと入ってくる本です。話を短くするというより、話す前に自分の中の“必要・不要”を見極める力が育つので、説明の場が多い人ほどじわじわ効いてきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
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