
「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる 共感から始まる顧客価値創造 (日本経済新聞出版)
阪本啓一
累計読者数5
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star総合評価 38/100
start序盤集中型
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この本について
仕事で新しい企画を考えるたびに、「これ本当に必要とされるのかな…」みたいな不安がつきまといますよね。自分の中では面白いと思っているのに、誰に向けて作っているのかがだんだん曖昧になっていく感じ。僕も同じで、作る側の都合に寄りすぎてしまう瞬間がよくあります。 この本が効くのは、「誰に使われるか」ではなく「誰が買うか」という視点にスッと引き戻してくれるところです。例えば、漢字ドリルを“学ぶもの”から“贈るもの”へと置き直した話は、自分の企画にも置き換えやすくて、一気に霧が晴れます。また、提供価値を製品そのものではなく“蒸留して言語化するもの”として捉える考え方は、仕事の説明が苦手な人ほど救われると思います。さらに、ブランドとは派手な装飾ではなく、旗であり約束であり、期待を担保する存在だという説明が、変に背伸びしたマーケティング思考から離れさせてくれます。 読みながら、ブランドづくりってもっと泥臭くて、もっと人に寄り添ってよかったんだなと何度も思いました。楽しみながらつくったものは伝わり方が変わる、という著者のスタンスは、悩みながら手を動かしている人ほどよく響くはずです。 自分の企画を「これでいいのか」と迷いがちな人。特に、やりたいことはあるのに言語化でつまずいている人には、かなり刺さると思います。
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