
マンションは学区で選びなさい(小学館新書)
沖有人
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推定読了時間 約4時間6分
star総合評価 53/100
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この本について
家を買う話って、どうしても「お金の話」と「家族の話」と「将来の話」が全部いっぺんに押し寄せてきて、正直どこから考えたらいいのか分からなくなることがあります。自分の年収でどこまで背伸びしていいのか、学区ってどれだけ影響するのか、災害リスクはどの程度見るべきか…。ネットで調べても意見が割れていて、余計に迷うんですよね。 この本は、そういう“判断の軸が散らかりがちな場面”に、現実的な視点をいくつか置いてくれました。例えば、適正購入金額の算出をシミュレーターで一度数字に落とすだけで、身の丈のラインが一気に見えてくるところ。あるいは、京浜東北線を境に災害リスクをざっくり判断する、というような「すぐ使えるけれど思いつきにくい基準」。さらに、内装よりも、ゴミ置き場の状態や管理組合の姿勢のほうが資産価値に影響する、といった現地での着眼点も、自分の感覚とはズレていて勉強になりました。 そして意外と刺さったのが、親との贈与・相続の話を早めに共有しておくと揉めごとが減るという指摘でした。家選びって家族の資産をどう扱うかの話でもあるので、避けがちなテーマこそ一度テーブルに載せたほうがいいのだと、読んでいてしみじみ感じます。 「マンション選びの“正解”がわからず、判断基準をつくりたい人」にはかなり役に立つ本だと思います。自分の生活と照らし合わせながら読むほど、迷いがほどけていくタイプの一冊でした。
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出版社による紹介
「公立小移民」という言葉を知っているだろうか。人気公立小学校の学区に引っ越す家族のことを指し、子どもによりよい教育環境を与えたい「孟母三遷」な親ならでは選択と言える。これまで人気学区は口コミに頼る部分が多かったが、「学区と世帯年収」という新たな指標を与えるのが本書だ。人気学区のマンションは多くの場合、需要が供給を上回るため、資産性が高い。“教育環境がよいほど資産性が高くなるマンション格差の法則”をひもとく一冊。
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