
ゼロからの物語づくり! 主人公の魅力を描くためのストーリー創作フレームワーク集 (「物語が書きたいッ!」文庫)
谷口剛司
累計読者数3
平均ハイライト数 4件/人
star総合評価 35/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%
この本について
物語を書こうとすると、つい「面白い展開を考えなきゃ」と気ばかり焦って、気づけば主人公が誰なのかあいまいなまま話だけ転がしてしまうことがあります。自分も同じで、プロットを積み上げても、主人公の行動の理由が薄くて途中で手が止まることがよくありました。 この本が助かったのは、「ストーリーを作る前に、主人公という人間を先につくる」という当たり前のようで抜け落ちやすい視点を、手順として示してくれたところです。ログラインを前半後半で分けて考える方法や、外見と中身の落差をどう設計するか、未熟さをどこに置き、その未熟さが試練で磨かれていく流れをどう描くか。こういう“主人公の魅力を成立させるための具体的な作業”が言語化されていて、頭の中のモヤモヤがほぐれていきました。ヒーローズ・ジャーニーも「試練によって主人公を描くための型」として捉え直せるのが新鮮でした。 物語を書くとき、展開よりキャラクターの芯をつかむ方が難しいと感じている人には特に刺さると思います。自分がつくりたい主人公を、ちゃんと最初から最後まで“人間として描き切る”ための土台を整えたいときに、静かに効いてくる一冊でした。
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